ソニーグループ、2024年度決算で過去最高益更新。ゲーム部門ではPlayStation5の年間販売台数が1,850万台を突破、増収益に大きく貢献。

ソニーグループ、2024年度決算で過去最高益。ゲーム部門ではPlayStation5の年間販売台数が1,850万台を突破、増収益に大きく貢献。

ソニーグループ株式会社は、2025年3月期（2024年度）の連結決算において、純利益が前期比17.6％増の1兆1,416億円となり、過去最高を更新しました。この好調な業績は、主にゲーム、音楽、映画の各事業の堅調なパフォーマンスによるもので、ゲーム部門では、PlayStation 5の年間販売台数が1,850万台となり、目標の1,800万台を上回りました。

また、音楽部門では、SZAの「SOS Deluxe」や米津玄師の「LOST CORNER」などのヒット作が業績を牽引しました。

一方で、2025年度の業績見通しについては、米国の対中関税の影響により、営業利益が約1,000億円減少し、純利益は前期比12.9％減の9,300億円となる見込みです。これに対処するため、ソニーはPlayStation 5の製造拠点を多様化し、米国での在庫を積み増すなどの対策を講じています。