Activision「Call Of Duty：ヴァンガード」の販売不振の原因は第二次世界大戦の歴史的設定が原因と主張。

 

Activision Blizzardは、4月30日に発表した投資家向け年次報告書において、「Call of Dutyは、史上最も成功したエンターテインメント・フランチャイズの1つですが、2021年のプレミアムリリースは、私たちの期待に応えることができず、主に私たち自身の実行によるものと考えています」と記しています。“ゲームの第二次世界大戦の設定は、私たちのコミュニティの一部には響かず、私たちはプレミアムゲームで私たちが望むほどの革新性を提供できませんでした。”

 

 

Activisionは、ヴァンガードのキャンペーンが極めて短く評価が低かったこと、ゾンビモードがBOCWのゾンビモードと比較して低調な評価だったこと、シーズンコンテンツが延期されたことについては言及していない。

 

また、Sledgehammer Games が年単位の過酷な生産スケジュールをこなしながら、進行中のコロナ禍によって開発に打撃を受けたことについても言及されていません。

 

特に注目すべきは、昨年7月に発覚した、同社におけるセクハラや差別の疑惑により、ゲームのマーケティングプランが狂ってしまったことについても触れていないことだ。

 

ヴァンガードが正式に発表されたのは8月で、通常なら毎年発表されるフランチャイズ作品の数ヶ月後であり、反応はいつもより控えめだった。おそらく多くの人が、長年にわたる従業員へのセクハラ疑惑で告発されたばかりの会社による華やかなプロモーションキャンペーンにどう反応していいか分からなかったのだろう。
 

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